微生物試験

日本食品分析センターでは、食品中の衛生指標菌や食中毒に関わる微生物の検出だけでなく、化粧品や化学工業品、環境水、土壌など食品以外の試料中の微生物試験、国際的な試験法による各種微生物試験も受託しております。また、異常品の原因究明や分離された微生物の同定なども受託しております。まずはお気軽にご相談ください。

ISO法

ISO(International Organization for Standardization、国際標準化機構)が定めている試験法で、欧州を中心に国際的標準法として認識されています。試験法はホームページから購入可能です。

 

EU(欧州連合)で制定されている食品微生物学的基準の食品安全規準及び工程衛生規準CODEX規格の微生物規格では、ISOの試験法が採用されています。

 

主な受託例及び料金表は、こちらをご覧ください。
検体種、定量下限、検体数等により、納期、価格が変わることがございます。
表中にない試験法につきましても、まずはお気軽にお問い合わせください。

FDA(BAM)法

FDA(米国食品医薬品局)が定めるBAM(Bacteriological Analytical Manual)に掲載された試験法で、米国の公定法とされており、国際的にも広く使用されています。試験法はホームページ上で閲覧可能です。

AOAC法

AOACとは、食品、医薬品等の分析に関わる情報交換や分析法検証のために設立された団体です。OMA(Official Methods of Analysis)法とは、AOACが定める妥当性確認プログラムによってFDA(BAM)法と同等性が確認された試験法で、米国では公的な検査法として使用されています。試験法はAOAC会員のみ閲覧可能です。

検体種、定量下限、検体数等により、納期、価格が変わることがございます。

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  • 食中毒菌 (抜粋)

    • 黄色ブドウ球菌

      納期
      11営業日
      価格
      ¥4,500(税別)
      試験方法

      平板塗抹培養法

    • セレウス菌

      納期
      11営業日
      価格
      ¥5,000(税別)
      試験方法

      NGKG平板塗抹培養法

    • サルモネラ

      納期
      11営業日
      価格
      ¥6,000(税別)
      試験方法

      NIHSJ-01

    • ボツリヌス菌

      納期
      20営業日
      価格
      ¥30,000(税別)
      試験方法

      増菌培養法

    • 腸炎ビブリオ

      納期
      11営業日
      価格
      ¥6,000(税別)
      試験方法

      増菌培養法

    • ウェルシュ菌

      納期
      11営業日
      価格
      ¥5,500(税別)
      試験方法

      増菌培養法

    • カンピロバクター ジェジュニ/コリ

      納期
      16営業日
      価格
      ¥12,000(税別)
      試験方法

      増菌培養法

    • 腸管出血性大腸菌O157

      納期
      11営業日
      価格
      ¥13,000より(税別)
      試験方法

      平成26年食安監発1120第3号(別添)の試験法

    • ブドウ球菌エンテロトキシン

      納期
      11営業日
      価格
      ¥12,000(税別)
      試験方法

      ELISA法

    • ノロウイルス

      納期
      16営業日
      価格
      ¥20,000(未加工の2枚貝は¥30,000)(税別)
      試験方法

      リアルタイムPCR法

  • その他

    • 食品中のセレウス菌嘔吐毒(セレウリド)

      納期
      16営業日
      価格
      ¥40,000(1検体目のみ、2検体目以降は¥30,000)(税別)

      セレウス菌株のセレウリド産生性試験の受託も実施しております。

    • 総菌数

      納期
      18営業日
      価格
      「試験概要」参照
      試験概要

      総菌数-死菌添加食品の菌数測定法

  • 納期について

    検体数等により納期が変わることがございます。

JFRLニュース

  • 2019年06月24日

    6-20 遺伝子解析による微生物同定について(2019年6月)

  • 2017年12月01日

    6-3 ノロウイルス食中毒について(2017年12月)

  • 2017年02月01日

    5-29 総菌数(全菌数)測定法について(2017年2月)

  • 2015年08月15日

    5-12 リステリア・モノサイトゲネス~規格基準設定の経緯と試験法について~(2015年8月)

  • 2015年02月15日

    5-6 生食文化と食中毒(2015年2月)

  • 2014年06月01日

    4-33 芽胞形成菌について(2014年6月)

  • 2013年10月15日

    4-26  進化する大腸菌(2013年10月)

  • 2013年06月15日

    4-22 室内環境における空中微生物汚染度の評価法(2013年6月)

  • 2013年04月15日

    4-20 食品の膨張と微生物(2013年4月)

  • 2012年08月01日

    4-11 忘れてはいけない、ボツリヌス毒素の脅威を(2012年8月)

  • 2011年10月01日

    4-1 食品微生物試験法の国際調和の必要性(2011年10月)

  • 2011年06月15日

    3-30 何故なくならない! カンピロバクター食中毒(2011年06月)

  • 2010年10月15日

    3-22 食品製造現場における衛生管理~食中毒予防の3原則より~(2010年10月)

  • 2010年08月01日

    3-19 ウイルスについて ~ウイルスと細菌の違い~(2010年08月)

  • 2009年02月01日

    3-1 国際整合化を目指す我が国の食品微生物試験法(2009年02月)

  • 2006年06月15日

    53 ウイルス不活化試験について(2006年06月)

  • 2005年10月15日

    45 ノロウィルス(2005年10月)

  • 2002年12月15日

    31 カビの基礎講座(2002年12月)

  • 2002年03月15日

    25 食品の膨張と微生物(2002年3月)

  • 2001年02月15日

    19 リボプリンターを用いた細菌汚染源の究明(2001年2月)

  • 1998年10月05日

    2 サルモネラ食中毒 -その重要性と対策の難しさ-(1998年10月)