食品の二次機能
(味・外観・硬さ・におい)
- 二次機能分析(味・外観・硬さ・におい)
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食品のもつ機能には栄養素としての一次機能、嗜好性としての二次機能、生体内調節を行う三次機能が挙げられます。
二次機能分析により、嗜好性に関する味、外観、硬さ、においを客観的に評価することが可能です。
官能評価や微生物試験、各種理化学試験の結果に、二次機能分析を組み合わせることで、
それぞれの長所を活かしたより総合的・客観的な評価が可能となります。
- 二次機能分析 テクニカルレポート
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味 味覚センサー
- 味覚センサーとは? 味覚センサーを用いた味の分析(コーヒーの例)
- 味覚センサーを用いた味の分析(食パンの保存試験)
- 味覚センサーを用いた味の評価試験(JFRLニュース Vol.5 No.15 Dec. 2015)
外観及び色 ビジュアルアナライザー
硬さ クリープメータ
におい GC-MS
二次機能分析 全般
二次機能分析と微生物試験、理化学試験を組み合わせた総合評価
- 食品等の保存による経時変化の確認(劣化評価) 油菓子の分析事例
- 地域特産品や自社商品の差別化や特徴付け(比較評価) チョコレートの分析事例
- 生鮮食品の品種,等級による違いの評価(比較評価) リンゴの分析事例
- 味・食感・色に関わる測定データによる官能評価スコアの予測 チョコレートの分析事例
検体種、定量下限、検体数等により、納期、価格が変わることがございます。
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味・外観及び色・硬さ・においのご案内
比較試験のため、2検体からの受託を承ります。試験項目については、検体種等により選択していただくことが可能です。
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味
- 納期
- お問合せ下さい
- 価格
- 46,000円より(税別)
- 詳細
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- 対象範囲:
- 食品等
- 検体必要量
(目安): - 200g以上
- 至急対応:
- 受託しておりません
- 分析方法:
味覚センサーによる味の分析
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外観
- 納期
- お問合せ下さい
- 価格
- 40,000円より(税別)
- 詳細
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- 対象範囲:
- 食品等
- 検体必要量
(目安): - お問合せ下さい
- 至急対応:
- 受託しておりません
- 分析方法:
ビジュアルアナライザーによる外観の評価
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硬さ
- 納期
- お問合せ下さい
- 価格
- 40,000円より(税別)
- 詳細
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- 対象範囲:
- 食品等
- 検体必要量
(目安): - お問合せ下さい
- 至急対応:
- 受託しておりません
- 分析方法:
クリープメータによる硬さの分析
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におい
- 納期
- お問合せ下さい
- 価格
- お問合せ下さい
- 詳細
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- 対象範囲:
- お問合せ下さい
- 検体必要量
(目安): - お問合せ下さい
- 至急対応:
- 受託しておりません
- 分析方法:
GC-MSを用いたにおい成分の分析
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JFRLだからこそできる、微生物・理化学試験との組み合わせによる総合評価
二次機能分析に官能評価、微生物試験、各種理化学試験の結果を組み合わせることにより、それぞれの利点を活かした、より総合的・客観的な評価がご提案できます。
製品の新たな価値発見や科学的根拠に基づいたプロモーション活動の一助となるようサポートいたします。
試験項目、納期、価格等、お気軽にお問い合わせください。
●劣化評価:食品の変化を数値で捉え、最適な品質管理へ
賞味・消費期限設定や鮮度保持技術の最適化に。
食品の微生物や成分の変化を数値化し、科学的根拠に基づいた品質管理を支援します。
活用例: 賞味期限の根拠取得、魚・野菜の鮮度保持、保存中の経時変化確認
主な分析: 微生物、K値、酸価・過酸化物価、揮発性塩基窒素(VBN)、ヒスタミン,水分活性、
水分、pH、各種成分分析
● 熟成度評価:おいしさを最大限に引き出す
肉類や果物の最適な状態を、うま味や柔らかさなどから多角的に探究します。
熟成や追熟による風味や成分の変化を分析し、製品の付加価値向上と品質の安定化に貢献します。
活用例: 肉類の熟成度・肉質評価、果物類の熟度・追熟変化
主な分析: 遊離アミノ酸、核酸、脂肪酸、有機酸、糖、糖度、上昇融点、滴定酸度
● 比較評価:製品の「違い」をデータにより納得の可視化
商品開発、ロット間品質管理、自社製品の特徴付けに。
異なる原料や製法、ロット間の品質特性を数値で比較し、製品の強みや改善点を客観的に示します。
活用例: 商品開発時の選定、ロット間のばらつき確認、地域特産品や自社製品の差別化・特徴付け、
食品の品質の数値化、レシピの数値化、栽培・飼育・加工などの方法による違いの評価、
生鮮食品の品種・等級による違いの評価
主な分析: 遊離アミノ酸、核酸、脂肪酸、有機酸、糖、糖度、上昇融点、滴定酸度、ビタミン、水分