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5-29 総菌数(全菌数)測定法について(2017年2月)
2017年02月01日
健康志向の高まりや機能性表示食品制度の制定等を背景に、乳酸菌やビフィズス菌の食品への添加が注目されています。多くは生きた菌(生菌)として添加していますが、食品の中には死んだ菌(死菌)が添加されているものもあります。発酵食品のように菌が生きている場合は、培養法により生菌数の測定を行うことで、その食品の品質(菌数等)の評価が可能です。一方、殺菌済みの菌末やそれを添加した加工食品の場合は、添加された菌が死菌であるため、培養法では菌数の測定が出来ません。
今回は、培養法では測定が出来ないサンプルの菌数測定方法(総菌数測定法:血球計算盤測定法及びDAPI染色法)についてご紹介します。
記事の内容は、ニュース発行当時の情報に基づくものです。ホームページにはバックナンバーを掲載していますが、一部の内容は法改正により、変更されている可能性があります。現在の内容につきましては、最新の関連法規をご参照下さい。