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4-26  進化する大腸菌(2013年10月)

2013年10月15日

大腸菌(Escherichia coli 、E.coli )は1885年に発見された歴史ある細菌です。ヒトに対する病原性を有する大腸菌はその病原機構から、腸管病原性大腸菌(EPEC)、腸管毒素原性大腸菌(ETEC)、腸管侵入性大腸菌(EIEC)、腸管出血性大腸菌(EHEC、STECあるいはVTEC)および腸管凝集接着性大腸菌(EAEC)に大別されています。  今回は主に腸管出血性大腸菌に着目し、その毒性の強さを分子遺伝学的なアプローチから「大腸菌の戦略的進化」として解説いたします。2011年に発生したヨーロッパ全土からアメリカ、カナダにまで拡がった腸管出血性大腸菌の進化の謎に迫ります。

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