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8-3 食物アレルギー表示と検査方法(2025年2月)
2025年02月21日
食物アレルギーを持つ方が、自分の食するものに自分が反応するアレルゲンを含むかどうかを判断して選別できることは重要であり、その情報提供を目的として、アレルギー物質を含む食品の表示制度が定められています。消費者庁次長通知「食品表示基準について別添アレルゲンを含む食品の検査方法」により、表示義務品目である特定原材料の検査方法が定められています。食物アレルゲンのスクリーンイング検査としてELISA法、確認検査として ウエスタンブロット法、PCR法、リアルタイムPCR法、 PCR-核酸クロマト法があります。
今回は、食物アレルギー表示制度 及び 表示制度における特定原材料等由来のタンパク質の考え方 を説明し、食物アレルゲン検査 について紹介します。
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