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36 CoQ(ユビキノン)とPQQ(ピロロキノリンキノン)(2003年7月)
2003年07月01日
ユビキノンは脂溶性で、ミトコンドリア内で電子伝達系に関与する補酵素として生体内でも特にエネルギーを必要とする部位に広く存在しています。平成13年4月の食薬区分の改正によって、サプリメントを始めとした食品にもユビキノンを利用することができるようになりました。
ピロロキノリンキノンは水溶性で、PQQと略称され、微量ながら各種食品に含有されています。基礎研究は20年程前から進められていましたが、昨年のNature誌上で、リジンの分解に関与する補酵素として働いていることが報告され、生体内での役割の1つが初めて明らかになりました。
ここでは、注目を集めているこれら2種のキノン化合物を中心にご紹介します。
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