FOPNL

日本版包装前面栄養表示(FOPNL)について

2025年7月,日本版包装前面栄養表示(FOPNL)のガイドライン案を、消費者庁が公表しました。

 

FOPNLとは,⾷品の容器包装の前⾯等の消費者が⾒つけやすい位置に,特定の様式を用いて栄養表示をする取り組みです。

すでに諸外国では実施されている国も多く,コーデックス委員会やWHOでもガイドラインが採択されています。

 

日本におけるガイドラインでは,エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の1食分あたりの量と,それらの1日の摂取目安に占める割合を記載することになっています(下図)。

 

現在,本件にかかわるパブリックコメントの募集が実施中です。これにより広く国民の意見を反映させた後,正式なガイドラインのリリースが予定されています。

 

表示は任意という位置づけとされる予定ですが,本表示が広く普及することで,消費者の健康の維持・増進に資することが見込まれます。

の画像

                     図 ガイドラインにおける様式例

JFRLができること

この取り組みにより,栄養成分表示に新たな情報が追加され,表示内容の充実が図られます。

今後,国民の健康維持・増進の推進に向け,消費者にとってわかりやすく,選びやすい栄養表示に変化していきます。

 

私たちJFRLは,このFOPNL普及に向け食品事業者の皆様のお手伝いが出来るよう準備を進めております。

これからも,JFRLはFOPNLをはじめとする食品表示全般を通じて社会に貢献してまいります。

 

FOPNLに関してお気軽にご相談ください。

FOPNL相談窓口 fopnlsoudan@jfrl.or.jp

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