食品、添加物等の規格基準（昭和34年厚生省告示第370号）の一部を改正する告示（平成29年厚生労働省告示第345号）に併せ、食品添加物公定書は約10年ぶりに第8版から第9版に改正されました。今回の改正では、JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)の国際規格との整合性を図るため、多くの食品添加物に対する鉛試験法が、従来の重金属試験法（比色法）から鉛を個別に分析する鉛試験法（原子吸光光度法）へ変更となりました。

 

今回は、食品添加物の鉛試験法を中心に従来の重金属試験法との違いを紹介します。

 

 

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