放射性核種分析

弊財団では平成24年4月に施行された食品中の放射性物質基準値に対して、γ線スペクトロメータ法(ゲルマニウム半導体検出器)による精密試験と、NaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータ法によるスクリーニング試験をご提供します。検体の種類や検査目的に応じてご用命ください。

検体種、定量下限、検体数等により、納期、価格が変わることがございます。

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  • 納期及び価格について

    検体数等により価格が変わることがございます。

  • 食品中の放射性物質の基準値

    東京電⼒福島第⼀原⼦⼒発電所の事故以降、暫定規制値に基づき、出荷制限などの措置がとられておりましたが、よりいっそうの食品の安全と安心を確保するために新たな基準値が平成24年4月1日から施行されております。
    基準値を超える放射性物質が検出された食品については、状況に応じて出荷や摂取の制限が行われます。

    「⼀般⾷品」の基準値

    年齢や性別などを考慮した係数を使って限度値を算出し、その結果から最も厳しい値(13〜18歳の男性:120ベクレル/kg)を下回る、100 Bq/kgが基準となりました。

    「乳児用食品」及び「牛乳」の基準値

    放射線への感受性が高い可能性があるとされる子どもへの配慮から、50 Bq/kgとしています。

    「飲料水」の基準値

    すべての人が摂取し、摂取量が多いことから、WHO(世界保健機関)が定める基準を踏まえ、10Bq/kgとしています

  • 検出限界及び検体必要量

    飲料水、飲用茶など

    検出限界

    それぞれ 1 Bq/kg未満を目処に測定、必要検体量:3 L

    食品、食品添加物、化粧品、医薬品・医薬品原料、飼料、ペットフード、器具・容器包装

    検出限界

    それぞれ 5 Bq/kg未満を目処に測定、必要検体量:2 kg

    スクリーニング試験

    検出限界:セシウム134及び137 25 Bq/kg、ヨウ素-131 50 Bq/kg
    検出限界:放射性セシウム、セシウム134及び137の合計 25 Bq/kg
    必要検体量:50 g

JFRLニュース

  • 2012年08月15日

    4-12 食品の放射能汚染について(その3)-食品中の放射性セシウムスクリーニング法-(2012年8月)

  • 2012年04月15日

    4-8 食品の放射能汚染について(その2)-新たな基準値と測定-(2012年4月)

  • 2011年08月01日

    3-31 食品の放射能汚染について(2011年08月)