若手3人の職員に、日本食品分析センターで働く魅力・やりがいなどについて話していただきました。M.M.就活時は、大学で主に食品の機 能 性を学び 、それを仕事に活かしたいと思っていました。当財団に決めた大きな理由は、食品だけでなく、幅広いサンプルを扱った多様な分析試験を行っているところです。また女性が働きやすい環境が整っている点も魅力で、ライフイベントに合わせて長く働くことができると思い、入所を決意しました。S.N.私の場合は、大学の研究室の先輩が当財団に何名か就職されており、また教授からおすすめしていただいたこともあり興味を持ちました。入所の決め手は、食品だけでなく、非常に多くの分野の分析業務を行っていて社会基盤を支える業界であり、安定していると思ったからです。T.M.私は、もともと食に関わる仕事がしたいという漠然とした想いがあり、管理栄養士を目指していましたが、当財団に就職した大学 OGのお話を聞く機 会があり興 味を持ちました。メーカーなどで商 品 開発や営 業をすることも魅力的ですが、お困りの方をサポートできるような当財 団の業 務が、自分に合っていると思いました。M.M.食品の基礎成分項目(水分、たんぱく質、脂質、灰分)の分析を行っています。主な依頼目的は栄養表示のための分析ですが、その他にも品質管理など様々な目的で受託しています。難しい試験が上手くいったときはとても嬉しく達成感を感じます。またお店で自分が試験した商品を見かけると、社会貢献できている実感が湧きます。S.N.私は主に医 薬 品 原 料の品 質 管 理を担当しています。具体的には、HPLCやGCを用いた分析試験で、お客 様から預かった様々な医薬品原料の純度が規格を満たしているかなどを測定しています。私たちの分析結果がいつも皆さんの飲まれている薬の成分の含有量や安全 性に直 結するので、緊 張感や責任感を持って仕事に向き合っています。T.M.私の仕 事は、お客 様からお送りいただくサンプルと依頼書を確認して所内のシステムに登録し、試験の手配や成績書・請求書発行の指示を出すことです。毎朝200個以上のサンプルを受け取り開封するところから始まり、課内で手分けして受付業務に取り掛かります。ボリュームのあるご依頼をいただき苦戦することもありますが、自分で試験部門やお客様と調整して、無事に試験を開始できたときには達成感を感じます。M.M.入所前は厳しそうなイメージを抱いていましたが、上司と気軽に話ができたり、歳の近い職員とも仲良くできたり、アットホームな環境です。皆さん優しくて、いつも助けられています。S.N.真面目で親切、話しやすい人がかなり多いと思います。同僚、先輩問わず、とても親身に相談に乗ってくれたりするので、あたたかい職場だなと思うことが多いです。●T.M.左受託サービス部 業務一課 4年目 エリア総合職 家政学部 食物学科出身●●S.N.中 央薬事試験部 理化学試験課 3年目 総合職 化学生命工学部 生命・生物工学科出身●M.M.右基礎栄養部 基礎栄養分析課 3年目 エリア総合職 応用生物学部 応用生物学科出身T.M.私の場 合 、課内の職員同士はかなり仲 がいいですね 。仕事が同じなので共感できることも多く、大変なときにはお互いに仕 事をフォローしあっている印象です。先 輩は困ったときに話を聞いてくれたり、的確なアドバイスをくれたりと頼りになる存在です。M.M.「分析」と聞くと、固いイメージがあるかもしれませんが、私たちの仕事は皆さんの毎日の生活と深くつながっています。「コツコツやるのが好き」「データを見るのが好き」「社会の役に立ちたい」…そんな気持ちがあれば誰でも活躍できる場があります。S.N.就職活動は大変だと思いますが、いままでの自分を見つめ直し、自分はこれからどうしたいのかを考える絶好の機会だと思います。当財団で皆さんといっしょに働けるのを楽しみにしています。T.M.個人ではなく企業からの分析依頼を受託しているため、当財団は一般にはあまり知られていないかもしれません。ですが、縁の下の力持ちとして人々の生活を支えています。少しでも当財団に興味を持ってもらえたらうれしいです。入所のきっかけ仕事内容・やりがい職場の雰囲気学生たちへのメッセージ職員座談会私たち、日本食品分析センターで働いています。
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