無機成分

記事の内容は,ニュース発行当時の情報に基づくものです。ホームページにはバックナンバーを掲載していますが,一部の内容は法改正により,変更されている可能性があります。現在の内容につきましては,最新の関連法規をご参照下さい。

 昨年,ビワの種を粉末にした食品からシアン化合物が検出され問題になりました。天然にはシアン化合物(シアン配糖体)を含有する植物が数多く知られており,しばしば問題となっています。

 ここではシアン化合物の毒性について紹介し,食品中のシアン化合物の分析方法,食品衛生法上の規制,分析して得られた結果をどう評価するかについても解説いたします。

icon_file_pdf news_vol6_no14.pdf(409KB)

 モリブデンは生命の維持に欠かせない必須ミネラルの一つです。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では摂取量の基準が設定されており,日本食品標準成分表では2010年版から標準成分値が収載されています。また,2015年に施行された食品表示基準では新たに任意表示の対象となりました。

 今回はそのモリブデンについてとりあげ,摂取状況や分析法についてご紹介します。

icon_file_pdf news_vol5_no31.pdf (348KB)

 試料中の無機元素を分析する際,対象とする元素の種類が幅広い,もしくは特定できていない場合に,最初から多くの元素を定量分析したり,優先順位をつけ定量分析したりすると,時間とコストが過大にかかりますし,貴重な試料が多量に必要となってしまいます。このような場合に,定性・半定量分析が役立ちます。

 定性・半定量分析とは,どのような元素が含まれているか(定性)を知り,かつ同時に,おおまかにどのくらいの量が含まれているか(半定量)を知ることができる分析方法です。

 今回はICP質量分析法と蛍光X線分析法を用いた元素の定性・半定量分析について分析方法とアプリケーション例をご紹介します。

icon_file_pdf news_vol5_no13.pdf (270KB)

 平成27年6月までに栄養表示基準の義務化の内容を含めた食品表示法が施行される予定です。また,食事摂取基準2015年版の活用も始まることから,今年は栄養成分にとって大きな節目の年となりそうです。その中でも,ナトリウム(食塩相当量)は,世界的に見て日本人の摂取量が多く,高血圧などの病気との関連を示す研究報告もあることから,1番注目されている成分です。食塩摂取量を減らすため,減塩素材や減塩商品の開発,減塩運動が各地で行われています。

 今回は,ナトリウムをとりまくこれら最近の状況についてご紹介いたします。

icon_file_pdf news_vol5_no5.pdf (465KB)

 近年,食品偽装の問題はあとをたたず,消費者の「食」への不安感・不信感は休まることがありません。現在,生鮮食品はJAS法に基づき「名称」と「原産地」,一部の加工食品についても「原料原産地」の表示が義務付けられています。平成25年6月には,食品表示法が公布され,消費者と事業者どちらにもわかりやすい食品表示になることが期待されています。

 今回は,食品の産地判別,品種判別等の判別技術の中から,ICP-AES,ICP-MS等を用いた無機元素の組成分析による手法を中心に主要な技術について概要をご紹介します。

icon_file_pdf news_vol5_no4.pdf (428KB)

 EN 71は欧州連合(EU)の加盟国内において玩具を製造・販売する際に守らなければならない規格です。また,EN 71 Part 3(1995)は日本国内では玩具にとどまらず様々な分野で参考とされ,取り入れられている試験方法でもあります。

 今回は,2013年7月20日に運用が開始された「EN 71(Safety of toys/玩具の安全性)Part 3(2013)」について,規格が出来た背景~改定の経緯,改定後の基準,試験の流れをご紹します。

icon_file_pdfnews_vol4_no25.pdf  (201KB)

 近年,医薬品分野において無機不純物の分析法の見直しが進んでいます。それに伴い,高感度で多元素同時分析が可能な誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-AES)や誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)が採用されつつあります。また,医薬品製剤及び原薬の無機不純物の管理について,米国薬局方(USP)のELEMENTAL IMPURITIES-LIMITSや欧州医薬品庁(EMA)の金属触媒のガイドラインの中でBig Fourと呼ばれる鉛,カドミウム,ヒ素,水銀や触媒として用いられるパラジウム,白金等の残留制限値が定められています。

 今回は,これら医薬品分野における管理すべき対象元素や分析法の動向についてご紹介します。

icon_file_pdf news_vol4_no21.pdf (201KB)

ヒトの組織や器官を構成するために存在するミネラルは約60種類といわれています。主要ミネラルより含量の少ない,鉄,亜鉛,マンガン,コバルト,銅,ヨウ素,セレン,モリブデン,クロムの9種を微量ミネラルと言います。
今回は,微量ミネラルのひとつであるヨウ素について,摂取状況,含有量測定の必要性,分析法の現状などをご紹介します。

icon_file_pdf news_vol3_no18 (280KB)

 食品中にヒ素が含まれていることはご存知でしょうか。特に海藻や魚介類の特定の海産物はヒ素を高濃度に含有しています。2004年に英国食品規格庁からヒジキは無機ヒ素を含有しているため,摂取は控える旨の警告が出されました。ところが海産物を比較的多く摂取する日本で海産物によるヒ素による健康被害は報告されていません。
 今回はヒ素の存在形態と毒性,また,その分別定量法についてご紹介します。

icon_file_pdf news_no82 (206KB)

 日本人の食事摂取基準( 2005年版)や栄養表示基準の改訂の対象になった微量金属の中から,クロム,セレン,マンガン,モリブデン及びヨウ素を取り上げ,それぞれの栄養機能,食品中の含有量についてご紹介します。

icon_file_pdf news_no61 (27KB)

 国内の医薬品,化粧品,食品添加物,食品には重金属の規制・規格試験の設定されているものがあります。試薬を加え,発色の程度で判定する限度試験です。しかし,金属ごとの発色程度が異なるため,個別定量に比べて正確さが劣ります。JECFAでは重金属試験を「時代遅れ」として,個別の金属の基準値を設けるよう検討を進めています。これらの一連の動きをご紹介します。

icon_file_pdf news_no60 (24KB)

 栄養機能食品としての亜鉛、銅、マグネシウム及びマンガンについて、高い旨並びに含む又は強化の旨の表示をする場合の量が決められています。また、亜鉛、銅、マグネシウムは栄養機能表示と注意喚起表示が決められています。これらのミネラルの給源になる一般食品の例を示しました。
 これらのミネラルを誘導結合プラズマ発光分析法で定量するときの、私共が取り組んでいる信頼性確保の方法についてもご紹介します。

icon_file_pdf news_no59 (30KB)

 セレンは,栄養上の必要量と中毒発生量との差が小さい(最適濃度範囲が狭い)元素として,注目を集めています。私たちは,健康との係わりや日常的なセレン摂取量などには十分な注意を払う必要があります。
 ここではセレン欠乏症やその毒性についてまとめました。

icon_file_pdf news_no27 (31KB)

 最近まで有害物の代表格として扱われてきた重金属ですが,近年,その欠乏や過剰と私たちの健康との深いつながりが研究されています。必須微量元素とは…,その有用性と有害性について,そして必須微量元素と食品に係る各種制度との関係などをまとめてみました。

icon_file_pdf news_no24 (32KB)

 1999年4月より「栄養表示基準」が本格施行されていますが,この中で「ナトリウム」は必須表示事項の一つに指定されています。その生理作用も併せてナトリウムの表示の意義を考えてみます。

icon_file_pdf news_no04 (33KB)