家庭用浄水器・浄水シャワー試験のご案内

浄水器に関する各種試験を行っています。

 日本食品分析センターは,一般社団法人浄水器協会の認定試験機関であり,水道法第20条の登録検査機関です。浄水器の性能試験など,様々な水質試験を受託しています。

JIS S 3201「家庭用浄水器試験方法」が改正されました(平成29年1月20日)

2010年版が見直され,2017年版として発行されました。

本試験方法は1999年に制定された後,製品の進歩や市場の変化に合わせて改正が重ねられてきました。
今回の改正でも,従来の試験方法では適用が困難な製品が見られるようになったことから,種類の追加及び対応する試験方法の追加が行われました。

主な改正点は以下の通りです。

1.『回分式浄水器の種類の追加』 
回分式浄水器に以下の種類が追加されました。それぞれの種類について,試験方法が具体的に規定されました。
・サーバー形浄水器(給水直結式)
・サーバー形浄水器(給水・ろ過水タンク式)
・サーバー形浄水器(給水タンク式)
・携帯形浄水器
・循環形浄水器

2.『試験項目の追加』 
新たに以下の試験項目が追加されました。
・ろ過水容量試験:回分式浄水器において,ろ過水貯留タンクの容量を測定する試験。
・最低作動水圧試験:ポンプをもつ浄水器が作動するための最低作動水圧を測定する試験。
・吐水流量試験:ろ過水貯留タンクからの吐水流量を測定する試験。

弊センターでは,上記の試験をすべて受託しています。お気軽にお問い合わせ下さい。

家庭用浄水器の認証試験について

一般社団法人浄水器協会が行う家庭用浄水器適合マーク認証制度が改訂されました。
改訂に伴い,同協会に加入していない企業からも適合マーク取得申請が可能になりました。

申請には,JIS S 3241「家庭用浄水器」,JIS S 3201「家庭用浄水器試験方法」及びJWPAS(浄水器協会規格基準)に基づく試験結果が必要です。 弊センターでは,耐寒性能を除く全ての試験に対応しております。

実施すべき性能試験(JIS S 3241の場合)

試験項目

連続式浄水器

(Ⅰ形)及び(Ⅱ形)

ポット・ピッチャー形

浄水器
ろ過流量
浄水能力(ろ過能力)
最小動水圧 -
耐圧性能 -
水撃限界性能 -
逆流防止性能 -
耐久性能 -
耐寒性能* -
浸出性能
容量 -

* 耐寒性能を持つものに限る。

 なお,認証では上記の試験結果に加え,家庭用品品質表示法に従う表示並びにカタログ,パンフレット等の販売に係る資料が審査の対象になります。
法律に基づき適切な試験を実施した製品であること,さらに消費者に適切な情報を提供している製品である事をもって,適合マークが発行されます。
申請については,浄水器協会適合マーク認証センター事務局までご相談下さい。

家庭用浄水器

jousuiki水道水から残留塩素を除去する機能を有するものと定義されています。

販売に際して,家庭用品品質表示法によりろ過流量やろ過能力を試験し表示する事が定められています。
試験方法はJIS S 3201「家庭用浄水器試験方法」が規定されています。

水道法で定める給水装置に該当する浄水器の場合,給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に定められた基準を満たすことが求められています。
食品衛生法では,使用材料毎に溶出試験が求められています。

これらの法規,規格等の詳細は下記を参照して下さい。

関連法規,規格等

家庭用品品質表示法

雑貨工業品品質表示規定(平成9年通商産業省告示第672号)により,浄水器(飲用に供する水を得るためのものであって,水道水から残留塩素を除去する機能を有するものに限る)に対して,品質に関し表示すべき事項が定められています。
雑貨工業品の品質表示の詳細は,消費者庁ホームページをご確認下さい。

水道法

水道法では,給水装置に対し構造及び材質基準が定められています。水道の配管経路に設置される浄水器(Ⅰ型浄水器)はこれに該当するため,水道法施行令(昭和32年政令第336号)の規定に基づき,給水装 置の構造及び材質の基準に関する省令に定められた基準を満たすことが求められています。
試験方法はJIS S 3200-1~7で規定されています。

食品衛生法

食品衛生法では,国民の健康の保護を目的に,食品,食品添加物,器具及び容器包装について基準が設けられています。
同法第4条において器具は,「飲食器,割ぽう具その他食品又は添加物の採取,製造,加工,調理,貯蔵,運搬,陳列,授受又は摂取の用に供され,かつ,食品 又は添加物に直接接触する機械,器具その他の物をいう。ただし,農業及び水産業における食品の採取の用に供される機械,器具その他の物は,これを含まない。」と定義されています。

一般社団法人浄水器協会 自主規格基準(JWPAS)

浄水器協会では,浄水器協会の自主規格基準に合格した製品に対し適合マークの表示を認めています。この規格基準は,JIS S 3201「家庭用浄水器試験方法」では定められていない,鉄やアルミニウムの除去機能に関する試験等が規定されています。
浄水器協会自主規格の詳細につきましては,浄水器協会ホームページをご確認下さい。

浄水シャワー

jousui_shower浄水シャワーは浄水器協会によると,水道水に含まれる遊離残留塩素を除去または減少させる機能を目的としたシャワー用器具とされています。

遊離残留塩素の低減能力,シャワーの勢いや流量に関する試験方法が浄水器協会の自主規格として定められています。
浄水器と同様に,自主規格適合品に対し適合マークの表示を認めています。

これらの試験のほか,流量(吐出量)の比較などの各種試験も受託しています。

受託の流れ

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試験内容の相談 試験条件の相談,お見積もりの発行をいたします。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
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お申し込み 検体に分析試験依頼書を添えて,送付またはお持込下さい。
(検体は試験項目毎に1台必要となります。)
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試験開始 浄水器試験装置を用いて試料水の通水を行います。

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測定

ろ過水の濃度を測定し,除去率の算出を致します。

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結果の報告

ご不明な点や試験に関するご相談は"こちら"へお問い合わせください。