「清涼飲料水」の規格改正のご案内

 食品,添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)(以下「告示」という。)について,平成26年12月22日に一部が改正されました(厚生労働省告示第482号)。

 このうち,「清涼飲料水の成分規格及び製造基準が,【ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行わないもの)】,【ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行うもの)】,【ミネラルウォーター類以外の清涼飲料水】に分類され,各規格基準が変更になりました。
 改正の主な内容を以下にご紹介します。

改正後改正前

第1 食品
D 各条
1 清涼飲料水の成分規格
(1)一般規格
(2)個別規格
1.ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行わない)
2.ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行う)
3.ミネラルウォーター類以外の清涼飲料水

2 清涼飲料水の製造基準
(1)一般基準
(2)個別基準
 1.ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行わない)
  容器包装内の二酸化炭素圧力が98kPa未満のもの
 2.ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行わない)
  容器包装内の二酸化炭素圧力が98kPa以上のもの
 3.ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行う) 
 4.ミネラルウォーター類,冷凍果実飲料及び
   原料用果汁以外の清涼飲料水

第1 食品
D 各条
2 清涼飲料水の製造基準
(1) ミネラルウォーター類,冷凍果実飲料及び
  原料用果汁以外の清涼飲料水
2.原水は,「飲用適の水」
 (水道水又は26項目の基準に適合する水
  をいう。)でなければならない。
(2) ミネラルウォーター類
1.原水は,水道水又は18項目の基準に適合
  する水でなければならない。

  

 

 

 

   

 

 

 

それぞれの規格及び基準は項目表をご覧下さい。

 清涼飲料水を製造する場合,使用する原水が製造基準に適合している必要があります。
基準項目及び基準値は,殺菌又は除菌を行うか,行わないかで異なります。また,源泉の管理等に対する規定も異なるため製造方法や原水の状態に合わせた管理が必要です。
 従来の「ミネラルウォーター類の原水基準(18項目)」は本改正により廃止されましたのでご注意ください。
 
 ミネラルウォーター類,冷凍果実飲料及び原料用果汁以外の清涼飲料水の製造に用いる水は,水道法に適合する水又はミネラルウォーター類の成分規格及び製造基準を満たした水である必要があります。従来は,「飲用適の水(26項目)」に適合する水とされていましたが,本改正から飲用適の水(26項目)適合の水を使用することはできなくなりました。

 成分規格についても,ミネラルウォーター類の場合は殺菌又は除菌を行うか否かにより規格が異なります。ミネラルウォーター類以外の清涼飲料水の場合は,ヒ素及び鉛が個別規格として定められています。

 金属容器入りの場合はスズが,りんご果汁のみを原料とするものはパツリンがそれぞれ追加で規定されています。

 
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 各規格及び基準に対応する一括料金を設定しております。以下の料金表をご参照ください。

<料金表>
ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行わないもの)
ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行うもの)
ミネラルウォーター類以外の清涼飲料水