コラーゲンは人間や動物の体を形づくる繊維状のタンパク質で,生体を構成する全タンパク質のおよそ3分の1を占めるといわれています。体の細胞と細胞の隙間を埋める形で存在し,特に皮膚,骨,軟骨,腱など結合組織の主要な構成成分となっています。
現在,日本食品分析センターではコラーゲンの定量はできません。そのためそれを補う手法として,コラーゲン特有のアミノ酸であるヒドロキシプロリンを測定することでコラーゲン量の目安として頂いております。
コラーゲンはアミノ酸が鎖状につながった分子量約10万のポリペプチド分子が3本集まったらせん構造を有しており,これが繊維状あるいは膜状の構造体を形成しています。現状では,特定のたんぱく質を定量することが困難であることに加えて,コラーゲンは起源などによりアミノ酸組成やアミノ酸残基数が異なるため「コラーゲン」そのものの測定はできません。
コラーゲンのポリペプチド鎖をつくるアミノ酸の種類と数は極めて特徴的で,その特徴の一つとして,一般的なタンパク質を構成する20種類の基本アミノ酸には含まれないヒドロキシプロリンやヒドロキシリジンといったアミノ酸を含んでいます。 これらのアミノ酸はコラーゲンとその近縁の限られたタンパク質にしか含まれない特殊なアミノ酸であり,特にヒドロキシプロリンはコラーゲンの全アミノ酸の約10%を占めています。このため,ヒドロキシプロリンがコラーゲン量の目安と考えることができます。ただし,ヒドロキシプロリン比率もコラーゲンの種類により異なるため,ヒドロキシプロリン含量から正確なコラーゲン含量を算出することは困難です。
| 項目名 | 料金(円) |
|---|---|
| ヒドロキシプロリン | 20,000 |