グルコサミン,N-アセチルグルコサミンのご案内

 グルコサミン及びN-アセチルグルコサミンはともに,ロコモティブシンドローム(運動器機能低下症候群)を緩和する成分の1つとして最近,注目されています。天然界ではカニ・エビなどの甲殻に含まれるキチンやキトサン,またヒアルロン酸等のムコ多糖類(一部タンパクとの複合体)を構成する糖として存在しています。これらは,グルコースのアルコール性水酸基の1つがアミノ基で置換されたアミノ糖の一種であり,グルコサミンのアミノ基がアセチル化されたものがN-アセチルグルコサミンです。

 

グルコサミン                       N-アセチルグルコサミン                            

 N-GlcN.JPG  GlcN2.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

   原料及びそれらを添加した製品については抽出後,高速液体クロマトラフ法を用いて測定します。
    一方,多糖類として存在するグルコサミンの分析については,加水分解操作後,同様に高速液体
 クロマトグラフ法を用いて測定を行います。
   弊財団では表-1のような分析項目を取り揃えています。ご依頼の際には,図-1もご参照ください。 

 

                         表-1 分析項目

項目

①グルコサミン

②グルコサミン(加水分解)

③N-アセチルグルコサミン

試験方法

高速液体クロマトグラフ法

(検出器:示差屈折計)

高速液体クロマトグラフ法

(検出器:示差屈折計) 

高速液体クロマトグラフ法

(検出器:紫外分光光度計)

検体必要量

30 g

30 g

30 g

料金(税抜)

30,000円

40,000円

30,000円

試験期間

8営業日

13営業日

8営業日

定量下限

固体:0.05 g/100 g

液体:0.02 g/100 g

固体: 0.2 g/100 g

液体:0.02 g/100 g

固体:0.05 g/100 g

液体:0.02 g/100 g

注意事項

*1

*2

*3

 

 

注意事項

*1: グルコサミンは国内では塩酸塩の形で流通していることが多く,一部海外などでは硫酸塩として
  製造されています。弊財団ではグルコサミンの結果を提出しますので,塩酸塩または硫酸塩の理論
  値より低い数値となります。
   ご希望がありましたら,塩酸塩に換算した値を別添として添付いたします。
   一部の規格試験ではグルコサミン塩酸塩の値をグルコサミンとする場合もありますので,方法を
  選択される際はご注意ください。   

 *2: 加水分解操作により,一部グルコサミンは過分解します。グルコサミンそのものが多量に含まれ
  ている場合は,結果が低くなる可能性がありますので,多糖類として存在するグルコサミンと添加され
  たグルコサミンが混在している場合には,それぞれの含有比率にもよりますが,加水分解はお勧めし
  ておりません。 

 *3:  N-アセチルグルコサミンは加水分解操作を行いますと一部が脱アセチル化されてグルコサミンと
  なるため,加水分解操作後の分析は行っておりません。

 

                         図-1 分析ご依頼の流れ

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