カビフローラの簡易検査-カビの菌叢(きんそう)をお調べ致します-

菌数測定だけで満足ですか?~カビフローラの勧め~

 製品や原料,製造環境における微生物学的衛生試験は,日常的に実施されていることと思います。一般細菌数のような数値的な評価の+αとして,細菌の菌群レベルの同定試験についてご紹介させていただいておりますが,今回はカビに関するご提案となります。

 弊財団で受託いたしましたカビ数や工場検査での落下菌数,拭き取り検査に付帯させて試験を選択することができます。また,通常の同定試験において複数の菌種が検出されている場合にも応用できます。

試験結果に対する情報量が増えます

 カビ数や落下菌検査と合わせてご依頼いただくことで,製品や原料中に存在(生残)しているカビの菌叢(カビフローラ)を確認することができ,品質管理や危害要因の解析に役立てることができます。
 異常品の場合にも,大まかな菌叢(カビフローラ)を確認することによって原因究明に役立てることができます。また,菌種によっては,ヒトに対する影響に関してコメントできる場合があります。

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解説が付きます

    通常の属レベルの同定と同じ解説が付きます。

属レベルでの菌叢(フローラ)を確認したい場合や,多種類のカビが生育した場合に,通常の同定試験よりもコストを抑えることができます

    試験の概要
 ● 培養平板上に生育しているカビ集落について実施  
 ● 対象は同定可能なものすべて  
 ● 集落の特徴や顕微鏡観察結果を基に属名の同定を行う  

 ただし,生育の早いカビ集落に覆われているカビや特徴的な形態が認められないカビは,同定できない場合があります。

 なお,コストを抑えるため,以下の点が通常の同定試験と異なります。
  ① 種レベルの同定試験へ進むことはできません。
原則として,検出された平板培地上の集落について直接観察,同定しますので,分離操作を行いません。そのため種レベル同定用の培地に接種ができません。ただし,生育速度の速いカビが存在する場合には,他のカビを確保するために例外的に分離を行います。
顕微鏡観察時の形態写真を撮影いたしません。

試験の詳細につきましては,別途お問合せください

 

問い合わせ先
   財団法人日本食品分析センター
   多摩研究所 微生物研究課
   TEL 042-372-6785 FAX 042-372-6786