ライン洗浄水中の残存タンパク質測定のご案内

  食品や飲料等の生産ラインやタンク,釜などの使用設備を洗浄した後のすすぎ水(ライン洗浄水)について残存タンパク質の測定を行っています。             

  • 簡便な方法でライン洗浄水中の残存タンパク質濃度を確認したい。
  • 製造ライン中のコンタミネーションの有無を,残存タンパク質を指標として確認したい。
  • 洗浄効果の検証や設備ごとの洗浄状況をチェックしたい。
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 といったご要望にお応えいたします。

New!

2015年10月から, 定量下限0.5 μg/mLコース を新設しました。 従来よりも低料金・少ないサンプル量で試験ができます。 

測定対象品

 ライン洗浄水,すすぎ水

本試験法は,洗浄水中に微量のタンパク質が含まれているかどうかを確認するためのものです。
微量のタンパク質以外のものが含まれると,測定ができない場合がございます。

試験の原理・概要

  測定方法:ブラッドフォード法

BF原理  試験概要

  1. 適用可能な検体であることを確認
     (検体量や不溶分の除去方法など予めご確認させていただく場合もございます。)
  2. 定量下限を0.1 μg/mLとする場合は,限外ろ過ユニット(分画分子量3000)を用いて濃縮ライン濃縮図3
  3. ブラッドフォード試薬を添加して発色させ,吸光度を測定
  4. 検量線からタンパク質の量を算出 

    ウシ血清アルブミン(BSA)を標準物質として検量線を作成します。タンパク質の種類により発色強度が異なることから,結果はBSAあたりのタンパク質の量での提出となります。実際のタンパク質の量を表したものではないことをあらかじめご了承ください。
      

よくあるご依頼内容

洗浄後のラインについて残存タンパク質を指標として清浄度をチェックしたい。

・現状のラインについて,定期的に試験を実施することで品質管理にご利用いただけます。
・新設ラインや設備について,テストラン時の水を測定することにより洗浄方法が適切であるか
 確認するためのデータとして,ご利用いただけます。

 

より効果的な洗浄方法を確立するため,また,洗浄効果を確認するための検討を行いたい。

・節水や省力化の目的で,洗浄のすすぎ回数や水量等の最適化を検討する際のデータとして
 ご利用いただけます。
・すすぎ回数の違いにより,どの程度残存タンパク量が変化するかをモニタリングしたい場合など
 のデータとしてご利用いただけます。

ご依頼に際して

定量下限 0.1 μg/mL 0.5 μg/mL
検体必要量*1 200 mL以上 10 mL以上
試験期間(営業日)*2

普通:9日間  至急:5日間 

試験料金(税抜) 普通:10000円/1検体
至急:15000円/1検体
普通: 8000円/1検体
至急:12000円/1検体

*1 清浄な容器に入れ,冷蔵でお送りください。
*2 検体到着から成績書発行までに要する期間をお示ししております。
    成績書がお手元に届くまでには上記“試験期間”に加えて郵便等による移送の日数がかかります。

  

 ご依頼の際の注意点

 試験と併行して実施する添加回収試験の回収が得られない場合,「分析不能」となります。分析不能の原因となるものは,着色物質や不溶分などの夾雑物,酸やアルカリ,残留塩素などの妨害物質です。その他,界面活性剤,DNA及びRNAも試験結果に影響を与える場合がございます。夾雑物や妨害物質が混入している,または,その可能性がある場合には,予めご相談ください。
 また,結果がばらつき,弊財団で定めた要件を満たさない場合にも「分析不能」となります。
 「分析不能」の場合でも,規定の試験料金を申し受け致します。予めご理解,ご承知おきの程お願い申し上げます。

 


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